こんにちは!外資系企業を退職してオーストラリアで働いた経験から、リアルな体験談を包み隠さず公開していきます。
最近、オーストラリアでの就職や移住に関する情報がネット上で飛び交っていますが、残念ながら表面的な内容ばかり。実際の現地での暮らしや、具体的な稼ぎ方についてはほとんど語られていません。
私は日本の外資系企業で5年働いた後、オーストラリアに渡航。現地で転職を繰り返しながら、日本での給料の3倍以上を稼ぐことができました。この経験を通じて、日本では決して教えてもらえない転職術や、高収入を得るためのマインドセットを習得できました。
今回は、オーストラリアで稼ぐために本当に必要な英語力や、仕事探しの具体的な方法、日本との待遇差について、赤裸々に公開していきます。
「英語力に自信がない」「海外で働くのは難しそう」と思っている方にこそ読んでいただきたい内容です。これを読めば、あなたもオーストラリアでの就職に一歩踏み出せるはずです。
それでは、順を追って詳しく解説していきましょう!
※この記事は2023年6月現在の情報に基づいています。
※体験談は個人の経験に基づくものです。
1. 「なぜか教えてくれない!オーストラリアで給料3倍になった職種と転職方法」
オーストラリアで確実に高収入を得られる職種をご紹介します。現地で最も需要が高く、日本人が比較的参入しやすい職種は、ITエンジニア、会計士、看護師の3つです。
特にITエンジニアは、シドニーやメルボルンで時給80〜120豪ドル(約7,000円〜10,000円)という破格の報酬が一般的です。日本の2〜3倍の給与水準であり、経験者であれば年収1,000万円超えも珍しくありません。
転職方法で重要なのは、まずワーキングホリデービザではなく、482/491/186などの就労ビザを取得すること。雇用主スポンサービザであれば、最低給与基準(TSMIT)である年間53,900豪ドル以上が保証されます。
求人サイトは、SEEK、Indeed Australiaが定番ですが、より効率的なのはLinkedInでの直接アプローチです。オーストラリアの採用担当者は、LinkedInを重視する傾向が強いためです。
また、現地の人材紹介会社、特にHays、Michael Page、Robertwaltersなどの大手エージェントに登録することで、非公開求人へのアクセスが可能になります。
給与交渉では日本の常識は通用しません。希望額を明確に伝え、スキルや経験に見合った報酬を主張することが重要です。現地の相場を把握し、自信を持って交渉に臨むことで、より良い条件を引き出せます。
2. 「日本の常識は通用しない!オーストラリアで高収入を得るためのマインドセット完全解説」
日本での働き方や価値観を180度変えないと、オーストラリアでの高収入は望めません。現地で成功するために必要なマインドセットを解説していきます。
まず重要なのは、日本人特有の「謙虚さ」や「控えめな自己主張」を捨てること。オーストラリアの職場では、自分の能力や実績を積極的にアピールする姿勢が評価されます。面接では具体的な数字を上げながら、過去の成功体験を堂々と語ることが内定への近道です。
次に、肩書きや年功序列にとらわれない考え方が必須。20代後半でも実力次第でマネージャー職に就けますし、40代でも未経験職種への転職は珍しくありません。重要なのは、その仕事に対する熱意とスキルの証明です。
また、マルチタスクよりも専門性を重視する文化を理解すること。日本では「何でもそつなくこなせる」ことが美徳とされますが、オーストラリアでは「特定分野のスペシャリスト」としての価値が高く評価されます。
さらに、ワークライフバランスを重視する姿勢も大切。残業や休日出勤を美徳とする考えは捨て、効率的な働き方で成果を出すことが求められます。
最後に、積極的なネットワーキングの重要性。オーストラリアでは、LinkedInなどのプロフェッショナルSNSを通じた人脈作りが転職や昇給に直結します。
このマインドセットの転換により、私の周りでも年収1000万円を超える日本人が少なくありません。固定概念を捨て、現地の価値観に適応することが成功への近道なのです。
3. 「知らないと損!オーストラリアで稼ぐための英語力、必要なのはこのレベルだけ」
意外かもしれませんが、オーストラリアで働くために必要な英語力は、TOEICスコア600点程度で十分です。現地で働く日本人の多くは、渡航前にそれほど高い英語力を持っていませんでした。
特にカフェやレストランでの接客業では、決まり文句を覚えれば仕事を始められます。「May I take your order?」「Would you like anything else?」といった基本フレーズを習得すれば、十分対応できます。
農場での仕事なら、さらにハードルは下がります。果物の収穫やパッキング作業は、マニュアル通りの作業が中心。同じ職場に日本人スタッフが多く在籍していることも珍しくありません。
ただし、給与交渉や労働条件の確認など、重要な場面での意思疎通は必要不可欠です。そのため、以下の3つは渡航前に必ず押さえておきましょう。
1. 数字の聞き取り(給与、時間、日付)
2. Yes/Noではっきり答える習慣
3. 基本的な権利主張のフレーズ(I need~, I can’t~)
現地では、無料の語学学校も充実しています。シドニーやメルボルンには、ワーキングホリデー向けの実践的な英語コースを提供する学校が多数存在。仕事と並行して英語力を伸ばすことが可能です。
むしろ大切なのは、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢。完璧な英語を目指すよりも、まずは勇気を持って話しかけることから始めましょう。
4. 「失敗した私が伝授!オーストラリアで仕事を見つけるための最強手順」
オーストラリアでの仕事探しは、ただ闇雲に求人サイトを見ているだけでは大失敗します。私自身、最初の2ヶ月は全く仕事が見つからず、貯金を切り崩す日々を過ごしました。その経験を活かし、確実に仕事を見つけるための具体的な手順をお伝えします。
まず、シドニーやメルボルンといった大都市では、日本人向けの求人情報サイトだけを見ていては良い仕事にありつけません。現地の大手求人サイトSeek、Indeed Australiaを毎日チェックすることが重要です。特にSeekは、給与が高めの正社員求職に強く、企業の信頼性も高いです。
次に、LinkedInのプロフィールを現地仕様にアップデートすることです。オーストラリアの採用担当者は、LinkedInを重視します。英語の職歴書を載せ、スキルセクションには「Microsoft Office」「Customer Service」など、現地で使われている一般的なキーワードを入れましょう。
そして、現地のコネクションを増やすために、日系企業のネットワーキングイベントに積極的に参加することです。MEETUPアプリで「Japanese Business」「Australia Japan」などのグループに入れば、関連イベントの情報が手に入ります。
最後に、ワーキングホリデービザでも、正社員として採用される可能性は十分あります。その場合は、雇用主スポンサービザへの切り替えも視野に入れられます。ビザの専門家に相談し、長期的なキャリアプランを立てることをお勧めします。
失敗から学んだ私の経験から、これらのステップを踏めば、必ず道は開けます。焦らず、一つ一つ確実に進めていくことが、オーストラリアでの仕事探しの成功への近道なのです。
5. 「驚愕の待遇差!日本とオーストラリアの職場環境を徹底比較してみた」
オーストラリアと日本の職場環境には、想像以上の大きな違いがあります。特に待遇面での差は歴然としており、多くの日本人がカルチャーショックを受けています。
最も顕著な違いは労働時間です。オーストラリアでは週38時間労働が基本で、残業は極めて稀。18時には多くのオフィスが閑散としています。一方で日本では長時間労働が常態化しており、深夜まで働くことも珍しくありません。
休暇制度も大きく異なります。オーストラリアでは年間4週間の有給休暇が法定で定められており、完全消化が当たり前。加えて病気休暇も年間10日間が別途付与されます。連続2週間のバケーションを取得することも一般的で、上司も快く送り出してくれます。
給与体系も日本とは異なり、最低賃金が時給3000円以上(業種による)と高水準。残業代は基本給の1.5〜2倍で支給され、深夜や休日はさらに割増率が上がります。経験や能力に応じた昇給も明確で、実力主義の評価制度が確立しています。
職場の雰囲気も対照的です。オーストラリアではカジュアルな服装が一般的で、上司との関係もフラット。「Sir」や「Madam」といった敬称も不要で、ファーストネームで呼び合うのが通常です。
このような違いは、ワークライフバランスや労働生産性にも大きく影響しています。日本企業も、こうしたグローバルスタンダードを意識した働き方改革が求められているのではないでしょうか。
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