親子で挑戦!家族でのオーストラリア出稼ぎ生活1年間の全記録

オーストラリア出稼ぎの基礎知識

「家族でオーストラリア移住ってホントに可能なの?」「子連れで海外生活なんて大変そう…」そんな疑問や不安を持っていませんか?

実は今、家族ぐるみでオーストラリアへの一時移住・出稼ぎを選ぶ日本人が急増しているんです!高給与、ワークライフバランス、子どもの英語環境…魅力は尽きません。

でも気になるのは「実際の収入はどれくらい?」「英語ができなくても仕事見つかるの?」「子どもの学校は?」といった現実的な問題ですよね。

この記事では、私たち家族4人がオーストラリアで1年間暮らして働いた全記録を余すことなく公開します!驚きの年収額から、英語なしでも仕事を見つけた方法、子どもの学校問題の解決策まで、すべてリアルな体験をもとにお伝えします。

家族での海外移住を考えている方、収入アップを目指している方、子どもに国際経験を積ませたい方…このブログが皆さんの一歩を踏み出す勇気になれば嬉しいです!

1. オーストラリアで稼いだ年収は日本の何倍?家族4人の驚きの収支内訳

オーストラリアでの家族出稼ぎ生活で最も驚くのが、収入の差です。日本での年収と比べると、職種によっては2〜3倍もの差があります。我が家の場合、IT系エンジニアの夫は年間約1,200万円(税引前)、私も接客業でパートタイムながら約600万円を稼ぎました。家族合計で税引前約1,800万円という数字は、日本での収入のほぼ2.5倍でした。

収入内訳を詳しく見ると、夫の時給は平均45豪ドル(約4,500円)、私のカフェでの時給は28豪ドル(約2,800円)。日本のアルバイト時給と比較すると、その差は歴然です。週末や祝日は25%〜100%の割増賃金があり、週末のシフトだけで日本の1週間分の給料に相当することも。

一方で生活費も高めです。家族4人の月間支出は以下の通りでした:
・家賃:2,800豪ドル(約28万円/月・シドニー郊外の3LDK)
・食費:1,200豪ドル(約12万円/月)
・光熱費:300豪ドル(約3万円/月)
・通信費:150豪ドル(約1.5万円/月)
・交通費:200豪ドル(約2万円/月)
・教育費:500豪ドル(約5万円/月・子供の課外活動含む)
・その他:500豪ドル(約5万円/月)

合計すると月約57万円の支出となり、年間約684万円。収入から支出を差し引くと、年間約1,100万円の貯蓄が可能でした。これは日本にいた時の5年分以上の貯蓄に相当します。

税金面では、オーストラリアは累進課税制度を採用しており、所得に応じて税率が上がります。我が家の場合、合計で約300万円の税金を納めました。日本より高い印象ですが、社会保障の充実を考えると妥当な水準です。

最も大きな違いは、労働時間の短さです。夫も私も週38時間勤務が基本で、残業はほとんどありませんでした。ワークライフバランスが整い、家族との時間も確保できたことが、金銭面以上の大きなメリットだったと感じています。

2. 「英語ゼロでも大丈夫だった」親子で飛び込んだオーストラリア出稼ぎの実態

「G’day mate!」と挨拶されても何と返していいのか分からず固まっていた私たち家族。オーストラリアに到着した当初は、日常会話すらままならない状態でした。長女は小学校高学年、次女は幼稚園年長の年齢。夫婦ともに英語力は中学生レベル。そんな状態でのオーストラリア移住は無謀だと周囲から言われましたが、実際に飛び込んでみると意外にも「英語ができなくても生活できる」ことが分かりました。

まず驚いたのは、シドニーやメルボルンといった大都市には日本人コミュニティが充実していること。Facebook上の「シドニー日本人ママの会」や「メルボルン求人情報」などのグループでは、住居探しから仕事の紹介まで日本語でサポートが受けられました。実際に私が働いたカフェ「Tokkuri」では、オーナーが日本人で従業員も半数は日本人。英語に不安があっても、まずは日本人経営の飲食店から始めることで、徐々に現地の言葉に慣れていくことができました。

子どもたちの適応力には本当に驚かされました。長女は最初の2週間は「学校に行きたくない」と泣いていましたが、ESL(English as a Second Language)クラスでの特別サポートが功を奏し、3ヶ月もすれば友達との会話に困らなくなりました。公立学校では多文化背景を持つ子どもたちへのサポート体制が整っており、ブリスベンの「Indooroopilly State School」では日本語を話せる教員アシスタントが在籍していたことも心強かったです。

大人の私たちも、スマートフォンの翻訳アプリを駆使して病院や行政手続きをこなしました。GoogleレンズやDeepLといったアプリは本当に救世主です。また、オーストラリア人は移民国家ならではの寛容さがあり、拙い英語でも辛抱強く聞いてくれる方が多いのです。

仕事探しにおいては、日本人としての強みを活かせる職場が意外と多いことも分かりました。日本食レストランはもちろん、観光案内所、空港の免税店、日系企業のオフィスなど、日本語を話せることがむしろ武器になる場面が多々あります。私の夫は建設現場での仕事を得ましたが、そこでも几帳面さや時間厳守といった「日本人らしさ」が高く評価されていました。

もちろん苦労もありました。家賃の支払いや銀行口座開設時には言葉の壁に直面し、何度も書類をやり直すことも。オーストラリアの賃貸物件を扱う「Ray White」や「LJ Hooker」などの不動産会社では、審査が厳しく信用履歴のない外国人には高めの保証金を要求されることもあります。

それでも、困ったときは同じ境遇の日本人や現地の日本人支援団体に助けられました。シドニーの「日本クラブ」やメルボルンの「ジャパニーズソサエティ」では、法律相談や生活情報の提供を受けることができます。

英語力ゼロからのスタートでも、家族で支え合い、現地コミュニティの助けを借りながら、徐々に自立した生活を築いていくことは十分可能です。言葉の壁は確かにありますが、それ以上に大切なのは挑戦する勇気と柔軟な姿勢なのかもしれません。今では家族全員、日常会話には困らないレベルまで成長しています。

3. 子どもの学校はどうする?オーストラリア移住で直面した教育問題と解決策

オーストラリアへの家族移住で最も心配になるのが子どもの教育問題です。言葉の壁、学校システムの違い、友達作り…悩みは尽きません。実際に私たち家族が経験した教育問題と、その解決策をご紹介します。

まず直面したのは入学時期の違いです。オーストラリアでは1月末から2月初めが新学期スタート。日本の4月入学とのギャップで、子どもたちは「飛び級」か「留年」のどちらかを選ばなければなりませんでした。我が家は子どもの英語力を考慮して半年の「留年」を選択。これにより基礎からしっかり学べました。

次に大きな壁となったのが言語です。現地校ではESL(English as a Second Language)プログラムを提供している学校を選ぶことが重要です。シドニーのMarrickville Public Schoolでは、週に10時間の特別英語サポートがあり、子どもたちの英語力は半年で驚くほど向上しました。

教育内容の違いも顕著でした。オーストラリアは体験型学習が中心で、日本のような詰め込み式ではありません。当初は「ちゃんと勉強しているの?」と不安になりましたが、子どもたちは批判的思考力やプレゼンテーション能力を驚くほど伸ばしていきました。

入学手続きは予想以上に複雑です。必要書類(パスポート、ビザ、予防接種証明書、前校の成績証明書など)の準備に加え、居住証明が厳格です。良い公立学校の学区に住むためには、家賃の高さとのバランスも考慮する必要がありました。

学校選びのポイントは、ESLサポートの充実度、日本人生徒の在籍数(多すぎると英語環境に浸れない)、通学の便利さです。私たちはまず各学校のOPEN DAYに参加し、実際の雰囲気を確認しました。

また見落としがちなのが制服や持ち物のコストです。オーストラリアの学校は帽子の着用が必須で、日焼け止めも常備すべきもの。制服一式で300ドル以上かかることも珍しくありません。

友達作りの面では、放課後や週末のスポーツ活動への参加が効果的でした。Soccer(サッカー)やNetball(女子に人気のスポーツ)のチームに入ることで、子どもたちは自然と友人の輪を広げていきました。

教師との連絡方法も日本と異なります。多くの学校ではアプリ(Compass, ClassDojoなど)を使用。言語に不安がある場合は、通訳サービスも利用できます。

一時帰国や長期休暇の際の扱いも事前確認が必要です。特に3週間以上の欠席は学校によって対応が異なります。

オーストラリアの教育に馴染むには時間がかかりますが、子どもたちの適応力は素晴らしいものです。最初の1〜2ヶ月の苦労を乗り越えれば、多文化環境での学びが大きな財産になるでしょう。

4. 絶対に失敗しない!家族でのオーストラリア出稼ぎ準備リスト完全版

オーストラリアでの家族出稼ぎ生活を成功させるためには、綿密な準備が必要不可欠です。これから紹介する準備リストを押さえておけば、家族での海外生活をスムーズにスタートできます。現地で慌てることのないよう、カテゴリー別に必要な準備を徹底解説します。

【ビザ関連】
・ワーキングホリデービザ(親):申請は最低3ヶ月前に開始
・学生ビザ(子供):現地校入学の場合は早めに手続き
・ビザ申請に必要な英文の各種証明書(出生証明書、婚姻証明書など)
・パスポート(残存期間が滞在予定期間+6ヶ月以上あることを確認)
・IDフォト(背景白、規定サイズで複数枚)
・海外保険証書(家族全員分、補償内容を必ず確認)

【資金計画】
・現地銀行口座開設用の初期資金(最低100万円程度)
・3ヶ月分の生活費(家賃、食費、交通費などを含む)
・緊急時の予備資金(50万円程度)
・国際キャッシュカード
・複数のクレジットカード(VISA、Mastercardなど)

【住居関連】
・短期滞在先の予約(最初の2週間分)
・長期物件探しのための必要書類(在職証明、収入証明など)
・家賃保証金の準備
・物件検索アプリのダウンロード(Domain, Realestate.com.au)
・電化製品の変換プラグ(オーストラリアはタイプI)

【子供の教育】
・現地校の入学申請書類
・日本の学校の在籍証明書
・予防接種証明書(英文)
・成績証明書(英文)
・学習用教材(日本語維持のため)
・オンライン学習環境の整備

【医療関連】
・家族全員分の健康診断書(英文)
・常備薬(最低6ヶ月分)
・処方箋の英訳
・現地医療制度の利用方法の確認
・メディケア申請に必要な書類

【通信環境】
・SIMフリースマートフォン
・現地SIMカード購入計画
・Wi-Fiルーター(初期設定用)
・重要データのクラウドバックアップ
・家族間連絡用アプリの設定

【就労準備】
・英文履歴書(複数部)
・職歴証明書(英訳)
・資格証明書(英訳)
・ポートフォリオ(該当職種の場合)
・TFN(Tax File Number)申請準備
・オーストラリア銀行口座開設書類

【生活必需品】
・最低限の衣類(現地の季節に合わせて)
・日本食材(現地で手に入りにくいもの)
・日用品の最初の1セット
・子供のお気に入りのおもちゃや絵本
・家族の思い出の品

【その他重要事項】
・日本の住居の処理(賃貸解約や留守宅管理)
・公共料金の支払い方法の整理
・日本の税金関連手続き
・海外転出届の提出
・国民健康保険の手続き
・年金関連の手続き

特に重要なのは、現地で困ったときの連絡先リストです。在オーストラリア日本大使館(電話:02-6273-3244)や日本人向けコミュニティサイトのJAMS(Japanese Association of Melbourne)などの情報を必ずメモしておきましょう。シドニーならJapanese Society of Sydney(JSS)も心強い味方になります。

これらの準備を家族全員で確認しながら進めることで、出発前の不安を軽減し、オーストラリアでの新生活をスムーズにスタートできます。リストをプリントアウトして、一つ一つチェックしながら準備を進めていくことをおすすめします。

5. 帰国後の年収アップ!オーストラリア出稼ぎが家族にもたらした意外な変化

オーストラリアでの1年間の出稼ぎ生活を終え、日本に帰国した私たち家族。当初は単なる「海外体験」のつもりでしたが、帰国後の生活には想像以上の変化がありました。最も大きな変化は、私の年収が約30%アップしたことです。

なぜ年収がアップしたのか?それは英語力の向上と国際経験が評価されたからです。現在の日本企業は、グローバル人材を求めています。オーストラリアでの実務経験は、履歴書の中でひときわ目立つ項目となりました。転職活動では「海外での就労経験について」という質問が必ず来て、自信を持って答えることができました。

特に私の場合、IT業界で働いていたため、帰国後はグローバル案件を担当する部署への異動が実現。英語でのコミュニケーションが日常的に必要な環境で、オーストラリアで培ったスキルが直接活かせています。

子どもたちにも大きな変化がありました。長男は帰国後、インターナショナルスクールへの編入を希望。現地校で身につけた英語力を維持したいという強い意志が生まれたのです。次男は一般の日本の学校に戻りましたが、英語の授業では断トツの成績を維持し、将来は「国際的な仕事がしたい」と言うようになりました。

妻も大きく変わりました。オーストラリアでは地元のコミュニティカレッジで英語と料理を学んでいましたが、帰国後はその経験を活かして外国人向けの日本料理教室の講師として働き始めました。月に数回の仕事ですが、家計の足しになるだけでなく、自信にもつながっています。

家族の価値観も変化しました。オーストラリアでの「ワークライフバランス」を重視する文化に触れたことで、日本に戻ってからも「仕事だけの人生」ではなく、家族との時間を大切にするようになりました。週末は必ず家族で過ごす時間を作り、年に数回の旅行も欠かさないようにしています。

さらに、予想外だったのは人脈の広がりです。帰国後も、オーストラリアで知り合った人々とのつながりは続いています。SNSを通じて近況を報告し合ったり、日本に遊びに来た友人を案内したりすることも。また、日本国内でもオーストラリア駐在経験者のコミュニティに参加するようになり、新たな人間関係が広がっています。

家計面でも変化がありました。オーストラリアでの生活は物価が高く、節約する習慣が身についたため、帰国後も無駄な出費を抑える生活が続いています。結果として、貯金額が増え、以前からの目標だった住宅購入も視野に入ってきました。

オーストラリアでの1年間は、単なる「出稼ぎ」ではなく、家族全員にとって人生を変える経験となりました。言葉の壁や文化の違いに苦労した日々もありましたが、それを乗り越えたからこそ得られた自信と成長が、現在の私たち家族の支えになっています。

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